No.100(昭和56年1月)
特集:
ポートアイランド
あらゆる可能性をもつ"海の文化都市"誕生
15年の歳月をかけた世界でも初めての海上都市・ポートアイランドが完成し、記念の大博覧会「ポートピア'81」が3月20日から盛大に開かれます。このポートアイランドは単にスケールの大きい単一目的の埋立地ではなく、そこには「住み、働き、憩い、学び、集う」という都市のあらゆる機能を備えた未来の海上文化都市です。
ポートアイランドは、もう目の前に来ている神戸の"あす"を、まざまざと見せてくれていますー。

島内のメイン道路・ポートピア大道り。人間優先の緑いっぱいの通りのシンボルとして、広いグリーンべルトには潮風に強い大きな"くすのき"が植えられた

中公園とポートアイランドビルを左右に見ながら南下する試運転のポートライナ一。ポ一トアイランドビル(左)は白いヨットの帆をシンボライズした白亜のビルで、「中公園駅」に直結した海上都市の玄関

アンドロメダをかたどった巨石51個を配した森と石の広場・中公園

たそがれの空に水煙を吹き上げる"イルカの噴水"(ポートアイランド北公園)

広い校庭でのびのびと遊ぶ港島小学校の子どもたち
二階式になった団地内の遊園地
自然光をふんだんにとり入れた場内の大屋根は高さ43.7m。冬場はスケートリンクになり通年利用できる。観覧席3,000
ベッド数1,000床の大規模な病院には各種の高度医療機器、自動搬送設備などが完備している

開幕までもうすぐ。ポートアイランド回覧会会場(中央)
夢さそう未来都市の祭典「ポートピア'81」